2年ぶりのPitti Immagine Uomoへ出発、今回は関西国際空港から。

KLM Royal Dutch Airlinesでオランダスキポール空港経由でフィレンツェ(KIX – AMS KL0868)

13;00 大阪、関西国際空港発~19;20 アムステルダム、スキポール空港着

21;00 アムステルダム、スキポール空港発~22;55 フィレンツェ、ペレトラ空港着

大阪出発後、時差8時間も含め約22時間後の深夜に宿泊先のアパートメントに到着。

近くに2;00まで開いているバーがあったのでとりあえず一杯。

初日、First day.

時差ぼけもあるので、午前中アパートメントでゆっくりして午後からPitti会場へ。

傾向としてはクラシックなスタイルにグリーン、ブラウンなどの色使いが特徴かと感じました。

スナップ撮影が終わって、現地のフォトグラファーとミーティングを済ませ、夕食へ。

やはりフィレンツェと言えば、フィレンツェ風Tボーンステーキの『ビステッカ アッラ フィオレンティーナ』です。これで一番小さいサイズ900g、前菜カプレーゼとで二人でお腹いっぱいです。

そのまま美しい夜のフィレンツェの街をぶらぶらして宿へ。

2日目。The 2nd day.

2日目は朝からPitti会場へ。今回のPittiでは、特に発注業務はないので、スナップ撮影と来シーズン以降のファッショントレンドの傾向を掴んでいくのが主な業務となります。

セカンド・セレクシオンでは、Pittiの視察は目的ですが最先端ファッションに寄せるのではなく、参考程度で、あくまで傾向を掴んだ上でセカンド・セレクシオンらしさをファッションで表現し、お客様へフィードバックすることが大切だと。この業界で居ながら世の中のファッション傾向を全く「知らず、分からず、存ぜぬ」ではファッション・ビジネスの世界はそんなに甘くはないです。

Pittiスナップはこちらからもご覧いただけます。2025 AW Pitti Look at Styling.

2日目の夜もビステッカ、これで1kgです、今宵も腹パン。

3日目。The third day.

3日目は特急列車イタロ(Italo)でミラノまで。

そう、ここでハプニング発生。知っている人は画像をよく見るとわかります。イタロに乗ったはずがトレニタリア(Trenitalia)に乗ってしまった。。。以前、ローマからフィレンツェに移動した時の列車が赤い列車と記憶していたのだ。

列車の中で車掌さんに乗車券チェックの時、トレニタリアのワッペン見せられてボローニャで乗り換えれば大丈夫だと。

2時間遅れでようやくミラノセントラル駅へ到着。

イタリア・ミラノを代表する鉄道駅。ローマ・テルミニ駅に次いでイタリアで2番目の乗降客数(1日約32万人)であるだけでなくヨーロッパの鉄道駅としても主要な駅の一つである。

すぐさま地下鉄で移動して、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会へ

そう、ミラノでの目的は、最後の晩餐を見ること。あらかじめ予約していたバウチャーチケットを見せて14;30からの鑑賞です。

少し時間があったので近くのスフォルツェスコ城まで。スフォルツェスコ城は、ミラノにある最大のルネッサンス建造物。敷地も広く美術館もあるのですが、時間がないので撮影だけ。

さあいよいよ、最後の晩餐を見に。

『最後の晩餐』は、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会で見ることができます、敷地内にドメニコ会修道院の食堂が併設されていて、その食堂の壁画としてレオナルド・ダ・ヴィンチによって描かれたのが『最後の晩餐』です。

『最後の晩餐』の鑑賞時間は約15分の入れ替え制で、各回の見学人数は最大30名となっているためチケットの入手が困難でオフィシャルサイトもあるのですが、どの日もほぼ完売です。

以前、2018年にミラノへ訪れた時も当日でもチケットは取れるだろうと思っていたのですが到底無理で、今回は2か月前からオフィシャルサイトをチェックしていたのですがやはりどの日も完売で、仕方なく割高ですが、Trip.comで予約できました。

最後の晩餐の向かい側にある、ジョヴァンニ・ドナト・モントルファーノの「キリストの磔刑」。「最後の晩餐」と同じ空間にあるがためかあまり評価されてないように見えますが、素晴らしい作品のようです。

あっ、という間の15分間で途中ブレラ通りへ寄り道して、次はミラノドゥオーモへ向う。

世界一の建築年数約500年という圧巻のゴシック建築。

海外に行って求めるもの、それはやはり感動や驚き、美しさではないでしょうか。この大聖堂と対面すれば我々人類、それも大昔の重機のない時代にこんなものを建築できるのだとその驚きはひとしおです。

美しいショッピングアーケード、ガレリア散策して。

ミラノカツレツで有名なお店 Al Cantinone へ。

ミラノカツレツは、イタリアのミラノ地方で生まれた料理で、子牛肉をたたいて薄くのばし、パン粉をつけてバターで揚げ焼きにしたものです。

味付けは、レモン、塩、オリーブオイルだけなので最初はシンプルで美味しいのですが量も多く途中で飽きてくるので日本のようにウスターソース、タルタルソース、ポン酢で味変して食べるともっと美味しいかも。

夕暮れのミラノドゥオーモを鑑賞して帰路に。

最終日。The last day.

最終日、10;00 フィレンツェ、ペレトラ空港発~パリ、シャルル・ド・ゴール空港( FLR – CDG AF1067)13;45 パリ、シャルル・ド・ゴール空港発~大阪、関西空港(CDG – KIX AF0292)

19日(日)10;35 大阪、関西国際に戻ってきました。

最後のトラブル、店長のスーツケースがロストバゲージと私のスーツケースが破損して戻ってきました。

今回の旅のまとめ。Summary of this trip.

Pitti視察の目的は、最先端ファッションに寄せるのではなく、参考程度であくまで傾向を掴んだ上でセカンド・セレクシオンらしさをファッションで表現し、お客様へフィードバックすることが目的です。

海外に行って求めるもの、それはやはり感動や驚き、美しさ、審美眼を養うこと。その経験をファッションを通じてインプットしたものをお客様へアウトプットすること。

この業界で居るならば、世の中のファッション傾向を全く「知らず、分からず、存ぜぬ」ではファッション・ビジネスの世界は生き残れません、この業界はそんなに甘くはないです。

店長も初めて同行しましたが、日本では体験できない経験ができ、何かを感じてくれたと思います。

今回は前日天候も良く、日中と夜は寒いのでコート、マフラーはフィレンツェ、ミラノともに必須です。大きなトラブルもなく快適な旅となりました。

最後まで御覧いただきまして誠にありがとうございました。

2nd SELECTION by Boss

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