今回の旅の目的。

フィンランド・ヘルシンキの旅には、いくつかの目的がありました。

北欧の街並みやデザインに触れることもその一つです。

業界に携わる私にとって、マリメッコ本社やヘルシンキの街並み、建築、ライフスタイルから審美眼を養うことはたくさんあります。

しかし、一番の目的はそれではありません、残りの人生を自由で豊かに楽しむこと。

初日、First day.

羽田空港からフィンエアー AY062 でフィンランドヘルシンキへ。

フィンエアー(Finnair)AY062便(コードシェア: JL6877, BA6092, QF8238)は、東京(羽田空港)からヘルシンキ(ヘルシンキ・ヴァンター国際空港)へ向かう深夜便。

2日目。The 2nd day.

約13時間のフライトを終え、早朝ついにヘルシンキ空港へ到着。

そのまま、列車でヘルシンキ中央駅へ、北欧らしい美しい空港デザインに感動。

しかし、旅トラブルは早速のハプニングから始まる。

中央駅ロッカーの「QRオープニングコード事件」

荷物は預けられたものの、開けるQRコードのレシートが出てこず少し焦る。

海外旅行ではこういうハプニングも旅の一部です。
それでも「まあ何とかなる」と気持ちを切り替え、街歩きスタート。

ヘルシンキ街一人歩き

まずはヘルシンキ大聖堂、元老院広場

ヘルシンキ大聖堂、階段の上にそびえる、壮大なネオクラシック様式の大聖堂。カール ルートヴィヒ エンゲル設計。緑色のドームが映える。

元老院広場は大聖堂、政府宮殿、大学など、新古典様式の建築に囲まれた大きな広場。

エスプラナーディ公園を散歩。

1812 年開設の公園。小高い並木の道が整備され、コンサート用ステージもある。

近くのマーケット広場

港近くにある年中無休のマーケット。食べ物や手工芸品の露店が並ぶ。冬には暖かいテントカフェも登場。

そして、ウスペンスキー大聖堂へ移動

丘の上にあるフィンランド正教会の中心地。華やかな外観と豪華な内装が特徴。

北欧らしい街並みは本当に美しく、「歩いているだけで幸せ」そんな街でした。

娘との再会

前乗りしていた娘、エストニア・タリンからフェリーで到着。

Katajanokka Terminalで無事再会。

ここから親子旅がスタートです。

娘の荷物も預けるために再び、中央駅ロッカーへ、荷物を同じロッカーへ預けようとして同じクレカのタッチ決済で開けてみたがやはり、QRコードがないと開かないみたいだ。

近くにスタッフもいなくて、待つこと30分。スタッフらしき女性がに聞いてみると、この機械はよく紙詰まりしてレシートが出ないらしい。海外あるある。

夕食は老舗レストランで

港近くで新鮮な魚料理が楽しめるフィンランド、スカンジナビア郷土料理レストラン、Restaurant Salve.

サーモンスープとニシンのフライ。ニシンのフライもたっぷりで、骨まで柔らかく食べられました。

ビールと優しい料理の味で疲れた体に染み渡りました。

フリーマーケットの蚤の市へ

北欧では、家具や食器を「世代を超えて受け継ぐ文化が根付いています。古くなっても修理しながら大切に使い、使い込まれたものにこそ物語や価値を見出します。新品とヴィンテージをミックスして楽しむライフスタイルは、北欧のサステナブルな暮らしの基本です。

ARABIA(アラビア)のマグカップ&ソーサー、これと同じものをお店でも29年間使っています。

アラビアのマグカップ&ソーサーは、シンプルで温もりのある北欧デザインと、実用性に優れた機能美です。全ての器は高温で焼成された硬質磁器であり、電子レンジ・食洗機・オーブンにも対応するなど、現代のライフスタイルに適した丈夫さと扱いやすさを兼ね備えています。毎日使える耐久性と、長く愛せるタイムレスなデザインは、まさに「使うための芸術品」と言えるでしょう。

ヘルシンキ中央図書館(Oodi)へ

Oodiに行くためにヘルシンキに来たと言っても過言ではありません。
これが公共の建物なのかと驚きます。木のぬくもりあふれる建築はもちろん素敵ですが、内装もインテリアも質感も、中のカフェも、何もかもオシャレです。
なんで床や天井が曲線なんだろう、目線に囚われていることに気がつかされます。知らず知らずのうちに図書館って蔵書の量もワークスペースも効率を求めてしまうけど、シンプルに心地よく本を読むとか、そこから派生した文化活動をするための施設という、とても贅沢で洗練された空間でした。

ヨギボーみたいなクッションがあって、少し横になって休憩もできて初日の旅の疲れが癒されました。

この日、歩いた歩数は20,000歩以上。

時差ぼけもあり、夕方にはそのまま寝落ち(笑)

3日目。The third day.

朝食はオールドマーケットホールへ。

サーモンのベーグルで軽めの朝食。

北欧らしい食材が並び、朝からワクワク。

マリメッコ本社へ

アパレル業界にいる私にとって、ブランドの世界観や店舗づくりはとても勉強になりました。

お昼のランチ

ランチは、軽くThe Fazer Roosterへ。

その後も街をぶらぶら。

夕食はトナカイ料理

夜は旅の締めくくり。人生初のトナカイ料理。レストランRestaurant Savottaへ。

正直、「もっとクセがあるかな?」と思っていましたが、驚くほど美味しい。

柔らかく、牛肉に近い味わいでした。

ヘルシンキの7月の日没時刻は22時ころ、18時間以上も太陽が出ており、夜遅くまで明るい白夜の雰囲気を存分に味わうことができます。

この時点でまさかのトラブル

スタンバイ搭乗券の空席数が減っている。

「シャケの積み込みが多い場合は空席あっても重量オーバーで乗れないらしい。」という情報が入ってきた。

前回のドーハの悲劇みたいに、どちらかが乗れない可能性が出てきた。

まさかの娘は、私より一足先にロンドンヒースロー経由の別便で帰国予定に変更。

夜8時に早々荷物をまとめて帰ってしまった。

最終日。The last day.

早めに空港へ行って空席待ちの便に並ぶ。

当初の予定、 JL48 (JAL48/JL048)便、ヘルシンキ発~東京(羽田)行き、この便に乗れなければ、次は名古屋空港行き、その次は関空行。

どっと疲れが、できればこの便で帰りたい。

果たして、シャケが勝つのか、人間が勝つのか。。。

結果、人間の勝利!

今回も、旅のトラブルはつきものそれが冒険心を掻き立てる。

Traveling is troubles and adventures.

今回の旅のまとめ。Summary of this trip.

今回のフィンランド・ヘルシンキの旅は、私にとって単なる海外旅行ではありませんでした。

目的は、美しい北欧の街並みやデザインに触れることだけではなく、娘と一緒にかけがえのない時間を過ごすことでした。

29年前、私がサラリーマンを辞めて独立したその日に娘は生まれました、あの頃は、どんな大人になるのだろうか。

独立したばかりで、私は仕事が優先で家族を支えることがあまりできず、休みの日に家族でどこか行くようなことはあまりなかったです、今振り返ると一番大変だったのは妻だったと思います。

だからこそ、29年後に娘と一緒にフィンランドの街を歩き、美味しい料理を食べ、笑い合いながら旅ができたことは、言葉では表せないほど幸せな時間でした。

旅には、もちろんハプニングもたくさんありました。

ヘルシンキ中央駅ではロッカーのオープニングQRコードのレシートが出て来なく焦り、帰国前には空席待ち、さらには「人よりシャケが優先されるかもしれない」というフィンランドならではの珍事件まで(笑)

娘も同じ便に乗れず、別便で急きょヒースロー経由で先に帰国するなど、最後の最後まで気の抜けない旅になりました。

でも、今振り返ると、そのハプニングこそが旅を特別なものにしてくれたように思います。

順調に進んだ旅行は記憶に残りにくいものですが、困ったことや笑ったこと、予定外の出来事は何年経っても家族で笑いながら話せる思い出になります。

今回、北欧のデザインや文化、豊かな自然に触れたことはもちろん素晴らしい経験でした。しかし、それ以上に心に残ったのは、「家族と過ごす時間こそが人生で一番贅沢な時間なのだ」ということを改めて実感できたことです。

還暦という人生の節目を迎え、これまで仕事中心に走り続けてきた人生でしたが、これからは「どこへ行くか」だけではなく、「誰と行くか」をもっと大切にしていきたいと思います。

人生には思いどおりにならないこともたくさんあります。

それでも、一歩踏み出して旅に出れば、新しい景色に出会い、新しい価値観に触れ、そして何より大切な人との時間が増えていきます。

私は今回の旅で、改めてそんなことを教えてもらいました。

29年前は、こんな未来が来るとは思っていませんでした。ただ、未来は今の自分が想像している以上に素晴らしいものになる可能性があると、私は信じています。

この旅で出会った景色、人、文化、そしてたくさんのハプニングは、これから先も私たち家族の大切な思い出として心に残り続けるでしょう。

Kiitos Finland.(ありがとう、フィンランド。)

今回も最後まで御覧いただきまして誠にありがとうございました。

                                  2nd SELECTION by Boss