『DIE WITH ZERO』が教えてくれた、お金と時間の本当の使い方。

「もっと貯金してから使おう」
「老後が不安だから今は我慢しよう」

そう思いながら生きてきた人ほど、この本は刺さる。

この本は、お金を増やす方法”の本ではない、増やしたお金を、いつ・どう使うのか?
“人生の価値を最大化する方法”の本だ。

お金を残すことが、正解とは限らない。

多くの人は、「お金はできるだけ残した方が安心」「使うのは老後でいい」
と考えている。

しかし、資産額は増えているのに満足感がない。

でもこの本は、真逆の問いを投げかける。

お金は増えるが、体力と時間は減る。

なぜ、使いきれないお金を残すために、今の人生を犠牲にするのか?

お金は使われて初めて価値を持つ。

体力があり、好奇心があり、動ける時間は有限だ。
お金だけが残っても、それを使う力がなければ意味がない。

本当に価値があるのは「経験への投資」だ。

この本で何度も強調されるのが、モノよりも経験にお金を使えという考え方。

旅行
挑戦
人との時間
家族との思い出

これらは使った瞬間で終わらない。
あとから何度も思い出し、人生を豊かにし続ける。

この本はこれを「思い出配当」と呼んでいる。

人生には「年齢の賞味期限」がある。

20代にしかできないこと。
40代だから楽しめること。
60代でこそ意味を持つこと。

すべての経験には、適したタイミングがある。

「いつかやろう」は、「一生やらない」とほぼ同じだ。

だからこそ、人生を年齢ごとに区切り、
今しかできないことを今やる必要がある。

「DIE WITH ZERO」=無一文で死ね、ではない。

誤解されがちだが、この本は「浪費しろ」とは言っていない。

言っているのはただ一つ。

人生の終わりに、“使い切ってよかった”と思えるお金の使い方をしよう

不安のための貯金ではなく、後悔しないための自分に投資を。

この本から問いかけてくること。

  • 今、我慢していることは本当に必要か?
  • 5年後、10年後、そのお金は今より価値があるか?
  • 今日の選択は、思い出の貯金として残るか?

答えは人それぞれ違う。でも、この問いを持つだけで、人生の見え方は確実に変わる。

おわりに。

人生は、貯金額で評価されない。どれだけ生きたかで決まる。

『DIE WITH ZERO』は、「いつか」の人生ではなく、
「今」を生きる勇気をくれる一冊だと思う。

最後まで御覧いただきまして誠にありがとうございました。

ファッションを通じてお客様と人生の喜びを一緒に感じ合いながら、残り人生の終い支度を考える年齢となりました。

                                   2nd SELECTION by Boss