旅のトラブルはつきものとはよく言われます。日本とは違い外国では日本の常識が通じないことがよくあります。2018年6月、ロンドン、フィレンツェ出張へ行った時の旅のトラブルをまとめてみました。
初日。First day.
関西国際空港朝10時出発、ロンドンヒースロー空港行き。
3時間ほどで香港到着、1時間40分のトランスファーでロンドンヒースローまで合計18時間35分。
夜、ヒースロー空港到着。
出国審査が長引いたため急いで予約してあったアパートメントに向かう。
OMG1 ヒースロー空港からパティンドンまでヒースローエクスプレスに乗ったはずが、急いでいたので各駅停車に乗ってしまった。
途中の熊で有名なパディントン駅。急いでたのでパディントンの熊を撮るのも忘れた…
地下鉄に乗り換え、宿泊先のアパートメントへ。
途中で、アパートメントには約束してた時間より1時間ぐらい遅れるとメールを送ったが返事が来ない。嫌な予感…まぁ到着して電話すればいいか、ぐらいに思ってた…アパートメント到着は23時ぐらい。
(予約したアパートメントはチェックイン受付などはなく、約束の時間に現地で鍵を受け取るシステム)
しかし、結構大きいアパートメントで入口がいっぱいあってどこで待ち合わせなのかさっぱり分からず大きいスーツケースを持ってウロウロ。とりあえず電話してみようとしたが、、、
OMG2 「この電話からは繋がりません」とのアナウンスが流れて切れてしまう。えっ、海外では使えない…?
この時点で深夜23時過ぎ6月のロンドンは結構冷え込む。仕方なく重い荷物を引きずって近くのホテルを探して無事チェックイン。
一番近くにあったホテルで宿泊できたが、まぁまぁ結構高級なホテル、でも仕方ない。凍えるよりマシか!食事も取らず、ベットに就いたのが夜中2時過ぎ。
二日目。Day 2.
翌朝アテンドの方と合流、ロンドン在住アテンドの方の携帯から電話してもらいなんとかアパートメントの鍵を受け取る。
とりあえず、この日からの宿はキープ!広くてキッチンも付いてて快適そう。
宿泊した場所はリージェンツ・パークのすぐ近くで、趣きのある街並みです。
OMG3 朝イギリスの有名なイングリッシュブレックファーストを食べに、朝から開いているBARへ行ったが、イングリッシュブレックファーストの「豆」甘い、「ベーコン」プラスチック並みの硬さ、「その他」味なし、塩、コショーをご自由にって感じ。
その日の夜は早めにアパートメントに帰ってキッチンで料理して食べようとしたが、、、
しかしこの後、問題が!!!
OMG4 パスタでも作ろうとして、ベーコンを炒めたところ少しの煙が出ても煙警報機が大音量でピーピーピー鳴って大変なことに…
火が使えないのでパスタは中止!急遽近くのスーパーマーケットでサラダとサラミを買ってきてワインで乾杯。
三日目。Day 3.
翌日はハンドメイドネクタイメーカー、Drake’s へ。
シティ・オブ・ロンドンの金融街から北東に位置する工場がある ハックニー・ロンドンへ、(今現在、工場は移転しております)
Drake’sは近代的な綺麗なファクトリーで一本一本全てハンドメイドで丁寧に作られています。
夕方、ロンドン中心部をぶらぶらして、今日の夕食も火がつかないのでサーモン、オリーブモッツアレラチーズサラダとカヴァで乾杯。。。
四日目。Day 4.
翌朝この日は、日の出とともに隣のリージェンツパークをジョギング。
朝靄が立ち込めた向こうに朝焼けが見られる、肌寒い気候でも気分が走りたくなる。
でも湿気が少なく汗をかかない。
なんて快適なんでしょう。ランニングしてて爽快と感じてしまいます。
広大なリージェンツパークを抜けて、行ってみたかったアビーロードへ。ビートルズアビーロードのジャケットにもなったところです。
後で気が付いたのですが…ここアビーロードの隣の横断歩道でした。
その日の夜はピザと白ワインで乾杯。。。
次の日はガトウィック空港からフィレンツェへ。
五日目。Day 5.
OMG5 ビクトリア駅まではタクシーで向かったのですが、お会計のときにカードリーダーが設置されてるのに「Cash Only!」って、、、仕方ないのでキャッシュで渡すと、今度は釣り銭はない!って、、、やる気ないタクシーを降りて列車でガトウィック空港まで。
15時30分ガトウィック発。
OMG6 飛行機が3時間遅れるとのこと。3時間って、、、
仕方なく空港で腹ごしらえ。
OMG7 ガトイック空港での食事、ビーフステーキをオーダーしたがゴム草履並みの硬さ、アゴ鍛えられる。
OMG8 やっとガトイック空港発、3時間遅れと表示ですが実際には3時間半テキトー。
OMG9 2時間半のフライトでやっとフィレンツェ到着かと思ったらふたたび上昇、機内がざわざわ、なんとペレトレイラ空港がカミナリのため着陸できず、機内アナウンスが流れ急遽ピサ空港へ。
OMG10 ピサ空港に到着。荷物を受け取り、フィレンツェ行きのシャトルバスが用意してくれてると言うが、待てど待てど来ない…しかも外で待っててとだけで案内人もいない。
OMG11 仕方なく自腹でバスで移動したが、バスも超満員…で、ホテルに着いたのが夜中の1時…そのまま就寝。
六日目。Day 6.
OMG12 朝、近くのスーパーへ買い出しに行った時レジにてお会計17.4ユーロ。20.5ユーロ支払ってお釣が1セント。はぁ?ってレジを見ると「Sorry~Sorry~」って3ユーロ出してきた、明らかに確信犯。つり銭チョロまかしに注意!
数社の取引き先とミーティングを済ませて夜のフィレンツェへ。
レップリカ広場の近くのリストランテで食事、ムール貝、シュリンプサラダ、サーロインワインソース、もちろんキャンティワイン、最高でした。
OMG13 大衆の混んでいるレストランではゆっくり食べていると、まだお料理が残っているのに早く帰れとばかりにお皿を下げられる。
七日目。Day 7.
次の日、取引き先とミーティングのため列車でボローニャへ。ボローニャへはサンタマリアノヴェラ駅から列車で40分ぐらい。
ボローニャはイタリア北部にあるエミリア ロマーニャ州の州都で、歴史と活気を感じさせる街です。広大なマッジョーレ広場にはアーチ型の列柱やカフェが立ち並び、市庁舎、ネプチューンの噴水、サンペトロニオ大聖堂といった中世時代やルネサンス期に造られた建造物もあります。中世時代の塔が数多く残っており、中でもアシネッリの塔とガリセンダの塔からなるボローニャの斜塔が有名です。
八日目。Day 8.
OMG14 次の日はピサの斜塔へ。ピサへは列車で移動、調べると1時間ちょっとで行けるのにルッカ経由の各駅停車に乗ってしまい片道3時間。
有名なピサの斜塔、思っていたよりも傾いていてびっくりです。上まで登れますが、かなり混雑していたのと、時間もなかったので登りませんでした、次来た時は登ってみたいです。
最終日、フィレンツェの夜の街並みと美味しい料理とワインを堪能しました。
九日目。Day 9.
帰りはペレトレイラ空港からジュネーブとドバイト経由のトランスファーでの帰国。
OMG15 帰りフライトの荷物チケットをペレトレイラで確認せずにジュネーブで降りたら、ジュネーブまでの荷物チケットしか発券されてなく荷物が降りていた。途中で荷物チケットに気がついたのですが、気がつくのが遅ければアウトでした。荷物は受け取りがないのでオフィスで預けられており再度荷物を受け取りチェックイン。
OMG16 ドバイでトランスファー中に日本人の携帯地震アラーム、緊急地震速報が一斉に鳴り出しました、そうこの日は2018年6月18日午前7時58分ごろ、大阪府北部地震マグニチュード6.1の地震があり、飛行機が1時間半遅れることに。
OMG17 やっとのことで関西国際空港到着。で荷物が出てきたらスーツケースの鍵が壊れてる。航空会社に申請したがエミネーツ航空は対応なし、旅行保険に入っててよかった自分の旅行保険で直すはめに。
OMG18 当然帰りも徳島行き最終の高速バスも間に合わない。近くのビジネスホテルでもう一泊することに。
十日目。Day 10.
やれやれ無事、帰ってきました。
次の旅から気をつけること。Be careful next trip.
OMG1 ヒースロー空港からパティンドンまでヒースローエクスプレスに乗ったはずが、急いでいたので各駅停車に乗ってしまった。
予めちゃんと調べていたらミスはなかったはず、、、長時間のフライトで時差ぼけ注意。
OMG2 「この電話からは繋がりません」とのアナウンスが流れて切れてしまう。えっ、海外では使えない…?
WhatsAppアプリは絶対必要。
OMG3 翌朝イギリスの有名なイングリッシュブレックファーストを食べに、朝から開いているBARへ行ったが、イングリッシュブレックファーストの「豆」甘い、「ベーコン」プラスチック並みの硬さ、「その他」味なし、塩、コショーをご自由にって感じ。
Google Mapのクチコミで予め調べておくこと。海外は普通に不味い店がたくさんある。
OMG4 パスタでも作ろうとして、ベーコンを炒めたところ少しの煙が出ても煙警報機が大音量でピーピーピー鳴って大変なことに…
これはどうしようもなかった、スーパーで買ったほうが手間なくてすんだ。
OMG5 ビクトリア駅まではタクシーで向かったのですが、お会計のときにカードリーダーが設置されてるのに「Cash Only!」って、、、仕方ないのでキャッシュで渡すと、今度は釣り銭はない!って、、、やる気ないタクシーを降りて列車でガトウィック空港まで。
乗る時にクレカが使えるかを確認すべき。海外は発券機など機械が壊れていることはよくあること。
OMG6 飛行機が3時間遅れるとのこと。3時間って、、、
海外の飛行機遅延は当たり前と思って、気持ちと時間に余裕を持つこと。
OMG7 ガトイック空港での食事、ビーフステーキをオーダーしたがゴム草履並みの硬さ、アゴ鍛えられる。
日本のステーキがやわらか過ぎるのかもしれない、アゴトレと思うようにした。
OMG8 やっとガトイック空港発、3時間遅れと表示ですが実際には3時間半テキトー。
30分以内は切り捨てられるのかもしれない。
OMG9 2時間半のフライトでやっとフィレンツェ到着かと思ったらふたたび上昇、機内がざわざわ、なんとペレトレイラ空港がカミナリのため着陸できず、機内アナウンスが流れ急遽ピサ空港へ。
日本でもあることだが、ピサに降ろされても、、、どうしろって。
OMG10 ピサ空港に到着。荷物を受け取り、フィレンツェ行きのシャトルバスが用意してくれてると言うが、待てど待てど来ない…しかも外で待っててとだけで案内人もいない。
本当にシャトルバスが用意してくれたのかは定かではない。みんな違うバスとかタクシーに乗っていたのでおそらくそのままだっただろう。
OMG11 仕方なく自腹でバスで移動したが、バスも超満員…で、ホテルに着いたのが夜中の1時…そのまま就寝。
バスが超満員の最後部座席おまけに両サイドが女子大学生ぐらいがワイワイ。おじさん気まずくて眠ることすらできず。
OMG12 翌日朝、近くにスーパーへ買い出しに行った時レジにてお会計17.4ユーロ。20.5ユーロ支払ってお釣が1セント。はぁ?ってレジを見ると「Sorry~Sorry~」って3ユーロ出してきた、明らかに確信犯。つり銭チョロまかしに注意!
これ以来、スーパーでもクレカを使うようにしました。もちろん金額もちゃんとチェック。小さな個人店はフィッシングに注意。
OMG13 大衆の混んでいるレストランではゆっくり食べていると、まだお料理が残っているのに早く帰れとばかりにお皿を下げられる。
そんな時は、はっきり「No!!!」と言おう。
OMG14 次の日はピサの斜塔へ。ピサへは列車で移動、調べると1時間ちょっとで行けるのにルッカ経由の各駅停車に乗ってしまい片道3時間。
後から気がついたのだが、発車直前に出発ホームが変更になったようだ。イタリアの列車はよくあることみたい。直前まで出発ホームをチェックすること。
OMG15 帰りフライトの荷物チケットをペレトレイラで確認せずにジュネーブで降りたら、ジュネーブまでの荷物チケットしか発券されてなく荷物が降りていた。途中で荷物チケットに気がついたのですが、気がつくのが遅ければアウトでした。荷物は受け取りがないのでオフィスで預けられており再度荷物を受け取りチェックイン。
ペレトレイラ空港発券の時にちゃんとチェックすべき、発券カウンターに任せておけば大丈夫なんて思わないこと。すべて自分で確認すること。
OMG16 ドバイでトランジット中に日本人客の携帯電話の地震アラーム、緊急地震速報が一斉に鳴り出しました、そうこの日は2018年6月18日午前7時58分ごろ、大阪府北部地震マグニチュード6.1の地震があり、飛行機が1時間半遅れることに。
ドバイから関西空港行きなので日本人が多かったので、あちこちで地震アラームがなっていた。周りはざわざわ、日本に帰れないのかと思った。
OMG17 やっとのことで関西国際空港到着。で荷物が出てきたらスーツケースの鍵が壊れてる。航空会社に申請したがエミネーツ航空は対応なし、旅行保険に入っててよかった自分の旅行保険で直すはめに。
鍵が壊れてるぐらいでよかった。ロストバゲージ(ロスバゲ)よりマシだよ。
OMG18 当然帰りも徳島行き最終の高速バスも間に合わない。近くのビジネスホテルでもう一泊することに。
到着も深夜となり近くのホテルでもう一泊。次の日も休みにしててよかった。
余談ですが、以前フィレンツェ行きの飛行機で隣席になった大阪のツアーアテンド女性の方の話。クリスマスから年明けまでドイツへ20名ほどツアーアテンド行った時、行きの飛行機で全員の荷物がロスバゲしたようです。当然ながら到着から全員が着のみ着のままでのドイツを観光だったみたいです。そしてテンション低いまま関西空港へ帰ってきたと話してました。「それで荷物は旅行途中で帰ってきたのですかと尋ねると」、「いや〜クリスマスから年末はどこの空港も繁忙期で荷物が見つからず、結局荷物が戻ってきたのは、日本に帰ってきた後でした。」と、「私がこの仕事で一番辛かった出来事です。」とおっしゃってました。
まとめ。Summary.
旅にトラブルはつきものとは言いますが、予めの予測と備えがあれば最小限に抑えることができます。
海外旅行は楽しいことやワクワクしたことばかりではございません、海外は日本と違って治安の悪いところ(場所によりますが)があります。安全情報の事前入手、警戒度を高める、目立たない、遅い時間は行動しない。私も何度かこの辺ヤバイなって感じたところがあります、そんな時はすぐに退散です。
もし、大きなトラブルにあった時の連絡先や大使館の場所も予め調べておくといいでしょう。
また、遠方に行くとなると時差ぼけもあり、ちゃんとした判断がつかないこともあります。できるだけ余裕の持った旅行日程をお勧めします。
旅行は他の地域や国を訪れ、自然の風景や食べ物、文化や史跡に触れることです。 それが旅行の第一の目的ですが、その体験を通じて心の静養が得られたり、「よし頑張るぞ!」と元気になったり、アイディアや着想が生まれたりと、自分の内面や行動に変化が生まれることも醍醐味です。
最後まで御覧いただきまして誠にありがとうございました。
2nd SELECTION by Boss