当初の予定はヘルシンキへの旅でした。しかし、ヘルシンキヴァンター国際空港ストライキの発表があり急遽フランクフルトに変更。

初日、First day.
ドイツ、フランクフルト行き ルフトハンザ航空 羽田11:45発、LH 717便に乗るため、徳島を朝イチ便にて羽田国際空港へ。

到着してフライト表を確認すると、
ん?ちょっと待って。。。

遅延してるじゃないですか、、、しかも出発22:50って11時間後。
ルフトハンザ航空の遅延は、今に始まったことではありません。まぁ仕方ない「ヨーロッパの主要空港であるフランクフルト空港やミュンヘン空港を発着する便では、遅延や欠航が発生しやすい傾向があります。」って何かで見たことがある。
そのまま荷物をコインロッカーに預けて東京を楽しむのもいいかと思いましたが、7月の猛暑の中都内の移動は疲れるので羽田国際空港内で時間を潰すことに。



隣接する羽田エアポートガーデンはショッピングモールやレストラン、天然温泉まであるので涼しい環境で充分時間を過ごせました。

無事チェックインを済ませ、さぁいよいよ、いざフランクフルトへ。

出発前にプレミアムラウンジで軽く食事を済ませ。
22:20 搭乗ゲートに到着して待っていると何やらアナウンスが、
「機材整備作業のため、出発時間が遅れます。」
まぁ海外の航空会社はよくあることね。
その後、1時間ぐらい後で再度、
「機材整備作業が長引いているため、出発時間は再度アナウンスします。」

それからまた1時間後メールが届いた、まぁでも出発が遅れても飛んでくれればいいか、どうせ明日中にホテルに着いたら大丈夫だし。
深夜1時過ぎ、アナウンス流れてきてようやく飛ぶのか?
「最終の機材整備作業のため、30分後に再度アナウンスします。」
この時点で周りはザワザワ。小さい子供やツアーで来ていた年配の方々はかなりお疲れモードでした。
そして深夜2時を過ぎた頃にアナウンスが、先に英語のアナウンスを聞くと「キャンセル」って言わなかった?

アナウンスと同時にメールが届いた。キャキャキャンセル?欠航ってこと?
それからアナウンスを聞き逃しなく聞いていると、もう既に出国しているので再度入国するため、入国審査官が用意出来るまで待ってくださいとのこと。

どれぐらい待っただろう、気がつけば早朝4時頃だったような。昨日4時に起きて準備してたよな、24時間経ったんだ。
前回もドーハ空港で缶詰だった、よほど空港に縁があるのか。
2日目。The 2nd day.
振替え便はキャンセルしてそのまま、荷物を受け取り成田まで移動。

日本航空 10:40発、JL 407便に無事チェックインできました。

成田空港のプレミアムラウンジで軽く食事を済ませ、今度こそいざフランクフルトへ。

日本の航空会社は世界最高品質の商品・サービスを提供し、遅延やバゲッジロスも少なく改めて素晴らしいと強く感じました。


成田空港 (NRT) からフランクフルト空港 (FRA) へのルートは、ロシアのウクライナ侵攻の影響で、ロシア上空を迂回するルートで運航されていて、通常よりも飛行時間が長く所要時間は約14時間15分程度です。





夕方、17:30フランクフルト国際空港へ到着。ドイツ最大の国際空港。市内鉄道と長距離鉄道の 2 つの駅が近接し、シャトルバスも運行しています。中心地まではUberで20分程度です。



ホテル到着、ホテルは中心地にあるTHE FLAG West M.
大通り沿いにある、モダンで静かな快適なホテルです。中央駅付近は治安が良くないとの情報なので中心部のショッピング街にも近い場所で大変便利でした。




夕方、近くのステーキハウスへ、BLOCK HOUSE Frankfurt Westend
ここステーキが有名なのですが、機内食でお腹いっぱいだったので、ビーフではなくチキンステーキとビール。その日はそのままホテルで就寝。
3日目。The third day.


少し曇り空ですが、中心地まで風景や雰囲気を楽しみながら街の散策へ。
初めて訪れる国は、五感を意識しながら周りの景色、音、香り、人々の様子など、五感をフルに使って街の魅力を感じて回ります。


少し歩いたところに旧オペラ座。かつてのオペラハウスで、現在はコンサートホールとして使用されているようです。この日は、ミュージカル「CATS」が公演されていました。



しばらく歩いていると街の中心地へ。ご覧になってわかりますでしょうか、この日は日曜日というのに人があまり歩いていません。また、小さなお店もショッピングモールも全て閉まっています。
フランクフルトでは「閉店法」という法律で定められており、基本的に商業施設(スーパー、デパート、ブティックなど)日曜日と祝日はお店が閉まっています。
「日曜日や祝日は休息日でゆっくり休んでね。」基本的に仕事をする日ではなく、家族や趣味の時間に充ててねって意味合いがあるそうです。
思えばずっと30年間、土日祝もなく仕事をしてきた私でしたが、今になると家族や趣味の時間ってすごく大切なことだと共感できます。

ユーロタワーは、ドイツ・フランクフルトのインネンシュタット地区にある高さ148m、40階建ての超高層ビル。ユーロマークのモニュメントも超カッコイイと思います。
少し歩くと見えてきた。再建された木造住宅に囲まれた、石畳の旧市街広場「レーマー広場」。博物館、ゴシック様式の教会もあります。



周辺にはカフェやお土産屋さんがたくさんあるので、名物のビールやショッピングも存分に楽しめます。特にクリスマスは豪華なマーケットがならび、ライトアップされ、一層のにぎわいをみせます。
階段状の切妻屋根が特徴の建物、レーマーと呼ばれる「旧市庁舎」です。


次に向かったのが、フランクフルト大聖堂。ルネッサンス期のフレスコ画で装飾された、ゴシック様式のカトリック大聖堂。塔の上からは市内を見渡すことができるみたいですが上がりませんでした。






マイン川の辺りを散歩してアルテ橋を渡り。









鉄の橋(Eiserner Steg;アイゼルナー・シュテグ)マイン川に架かる鉄製の歩道橋。カップルが取り付けた南京錠がいっぱいです。

途中カフェによって、一旦ホテルに帰ります。
午後、デンマーク(コペンハーゲン)へ行っていた娘とホテルで合流して夕食へ。





ザ•ドイツ料理というレストラン、Römer Pils Brunnen
ドイツビール、シェッファホッファ – Schöfferhofer HEFEWEIZEN
ドイツのフランクフルトでソーセージは食べなきゃ。
シュヴァインハクセ(ドイツ料理の1つで、ローストした豚脚)、独特な風味がやみつきになります。別名ポークナックルはとても柔らかい肉で美味しかったです。ただ、いつもヨーロッパへ来るといつもそうお腹空いている時にオーダーすると食べきれず、1/3は残してしまう、、、残りはテイクアウトして持って帰りました。
4日目。The Day4.


4日目のフランクフルトは晴れ間もありますが、雨模様。

この時点では、小降りで傘もいらないぐらい。





しばらく街ををぶらぶらしてたら。

本格的なドシャ降りになってきた。



一旦、昼食も兼ねてレストランMutter Ernstへ。
シュニッツェル(シュニッツェルとは、薄く叩き伸ばした肉に衣をつけて揚げた、ドイツやオーストリアの定番料理です。)とグリーンソースのなんとか。
食事を終え、一旦ホテルに帰って夕方また出かけよう。
夕方、外へ出ると雷がゴロゴロと。何か嫌な予感が。。。
今日のJL408便(フランクフルト20:17発)が遅延(22:40発)との情報が入ってきた。そう、明日の午前中の便(ルフトハンザ、ルフトハンザも痛い目にあっている)で帰る予定でしたが今日の便が雷で欠航ともなれば、あすに振り替えられ日本に帰る便は満席になる可能性がある。今日のJL408便が間に合えば今日の便で帰りたい。
前回のドーハの悲劇が蘇る。(ドーハの悲劇はこちらからご覧ください。)
すぐホテルに帰って、
ホテルへはもう一泊残っているが急遽帰らないといけないため戻ってこなければそのままチェックアウトしてくださいと伝え、帰り支度をしてUberで空港へ。

遅延のJL408便も空席待ちなので待ち時間の間はハラハラドキドキでした。

なんとか無事チェックインできた。




































自称ウィングコレクターとしては、主翼の画像もいっぱい撮れました。
最終日。The last day.
今回も初日からトラブル続きでしたが、そんなかんだで無事日本に戻ってこれました。
今回の旅のまとめ。Summary of this trip.
・日本の航空会社は世界最高品質の商品・サービス、バゲッジロスも少なく改めて素晴らしいと感じました。
・この季節のフランクフルトは日の入りが21時頃で時差が7時間ほど、大分時差ぼけも慣れてきた。
・クラフトビールがどれも美味しい、そして安価で手に入ります。スーパーマーケットでは100円以下で購入できるます。ドイツはビールに対する酒税が日本の約15分の1程度と低く設定されているからだそうです。
・初めての訪れる国の楽しみは、五感を意識しながら周りの景色、音、香り、人々の様子など、五感をフルに使って街の魅力を感じることです。
・フランクフルトでは「閉店法」という法律で定められており、「日曜日や祝日は休息日で家族や趣味の時間に充ててゆっくり休んでね。」という意味合いがあるそうです。趣味や家族と過ごす時間ってすごく大切なことだと国が推奨しているのは素晴らしいことですね。
・ヨーロッパへ来るといつもそうお腹空いている時にオーダーすると量が多くて食べきれず。
・今回が初めて本格的なドシャ降り、カッパを持って行っててよかった。
・ドーハの悲劇、再来かと思ったが無事帰ってこれてよかった。
・今回の旅も、トラブルはつきものそれが冒険心を掻き立てる。。
Traveling is troubles and adventures.
・問題回避能力が鍛えられる。問題が発生する前にそれを予測し、未然に防ぐ、または発生した場合でも被害を最小限に抑えるための能力を鍛える。
・問題回避能力を鍛える。
Develop problem-avoidance skills.
最後まで御覧いただきまして誠にありがとうございました。
2nd SELECTION by Boss